LMMS ( Linux MultiMedia Studio ) で、テクノ系の簡単なアルペジオパターンをエフェクトで加工してみよう。
LMMS で、テクノ系アルペジオパターンを作ってみようで作ったアルペジオパターンに、今回は、空間系のエフェクト(リバーブ)をかけてみる。
サンプル
【LMMS で空間系エフェクト加工したアルペジオ(MP3)】
これに、テクノ系四分打ちビートとテクノ系ベースラインを組み合わせると、
【LMMS で作ったテクノ系サウンド(MP3)】
のようになる。
作り方
前回のLMMS で、テクノ系アルペジオパターンを作ってみようの記事を読みながら、アルペジオパターンを作ってあるものとし、今回は、エフェクトの追加とコントロールについてのみ記載。
ZynAddSubFX

ZynAddSubFX のメニューにある FX をクリックして開く。

エフェクトチェインをクリックして発光させる。これで、エフェクトが有効になる。

エフェクト追加ボタンを押して、「 Add effect 」ダイアログを開く。
今回は、空間系をかけたいので、
「LADSPA Effect: C* Plate2x2 – Versaltile plate reverb, stereo inputs」
を探して、ダブルクリック。

右の画像のように、ZynAddSubFX に、エフェクトが追加される。エフェクト用コントロールダイアログも現れる。

エフェクト用コントロールダイアログの左上にある「bandwidth」をダブルクリックして、数値入力ダイアログを開く。
今回は、最大値である「0.999」を入力して、「OK」を押す。

最大値である「0.999」を入力すると、コントロールダイアログの bandwidth のツマミが右に振り切れる。
エフェクトは複数使うこともできる。個性的なエフェクトが多数内臓されているので、色々と試してみるといい。