OpenOfficeのCalcで作る奥行きのある3Dの縦棒グラフ

OpenOfficeのCalcで、奥行きのある3Dの縦棒グラフを作る方法についての解説。

作成例

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-Chart.jpg

作成手順

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-Table.jpg 右の画像のような表を、シート上に作る。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-Table-B.jpg 右の画像のように、表の何れかのセルを選択した状態にする。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-MainToolbar-ChartIcon-Highlight.jpg メインツールバーのグラフィックチャートアイコン OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-MainToolbar-ChartIcon.jpg をクリックし、グラフウィザードを開く。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-MenuBar-Insert-Chart.jpg もしくは、メニューバーの「 挿入 > グラフ 」から、グラフウィザードを開く。

グラフウィザード

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-ChartWizard-Step1-Guess.jpg グラフウィザードを開くと、表から推測し、右の画像のようにグラフィックチャートを自動生成する。
表のタイトルである「上半期支店別売上表」まで支店に含まれてしまっているが、これはグラフウィザードのステップ2である「データ範囲」で修正できる。

グラフの種類

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-ChartWizard-Step1.png 今回は、奥行きのある3Dの縦棒グラフを作りたいので、「グラフの種類を選択」から、「縦棒」をクリックし選択、「3D ルック」にチェックを入れ有効にし、「奥行きあり」をクリックし選択する。

データ範囲

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-ChartWizard-Step2.png 「2.データ範囲」を開き、「最初の列を項目名に引用」にチェックを入れ、有効にする。

グラフ要素

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-ChartWizard-Step4.png 「4.グラフ要素」を開き、「タイトル」に「上半期支店別売上表」、「サブタイトル」には、「作成日:2011年10月7日」と入力。
「X軸」には、「月」、「Y軸」には、「売上」、「Z軸」には、「支店名」と入力。
グリッド線は、X軸、Y軸、Z軸の全てを有効にし表示させた。
「凡例を表示」は、チェックを外し無効にし非表示にした。

3D 表示

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-RightClick-3dView.jpg 右の画像のように、奥行きのある3Dの縦棒グラフの上で、右クリックし、「3D 表示」ダイアログを開く。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-MenuBar-Format-3dView.jpg もしくは、メニューバーの「 書式 > 3D 表示 」から、「3D 表示」ダイアログを開く。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-3dViewDialog.png 「X軸の周りに回転」を「30度」に、「Y軸の周りに回転」を「45度」に、変更。
「遠近」にチェックを入れ有効にし、「20%」に設定。

完成

下の画像のように、奥行きのある3Dの縦棒グラフを生成し、シートに挿入できたら完成。

OpenOffice-Calc-Chart-Column-Depth-3D-Sample-Complete.jpg

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