GIMPチュートリアル: ペンタブレットで描いたかの様にパスをブラシで動的に描画

ペンタブレットを用い「不透明度」「サイズ」「散布」をコントロールして描いたかの様に、ペンタブレットを使わずにパスをブラシで動的に描画する方法。

パスを描く

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-ex-2

まずは、パス・ツールを使って、右上から左下に向かってパスを描く。

ブラシ・ツール

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-tool-paint-brush

「ツール⇒描画ツール⇒ブラシで描画」でブラシ・ツールを呼び出す。

ツールオプション

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-toolOptionDialog

ブラシ・ツール・オプションで、「2. Hardness 050」のブラシを選択。

さらに、「散布」を有効にし、「散布量」を「8.00」に設定。

ブラシエディター

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-toolOptionDialog-brushEditorDialog

ブラシ・ツール・オプション内のブラシの右にあるgimp-tutorial-dynamicsPathStroke-toolOptionDialog-editIconボタンをクリックし、「ブラシエディター」を呼び出す。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-brushEditorDialog

「間隔」を「22.0」に設定。

動的特性エディター

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-toolOptionDialog-dynamicsEditDialogButton

ブラシ・ツール・オプション内の動的特性の右にあるgimp-tutorial-dynamicsPathStroke-toolOptionDialog-editIconボタンをクリックし、「動的特性エディター」を呼び出す。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-dynamicsEditDialog

「不透明度」「サイズ」「散布」の「筆速」だけ有効にする。

パスの境界線を描画

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-edit-pathStroke

編集 ⇒ パスの境界線を描画」で、「パスの境界線を描画」ダイアログを呼び出す。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-pathStrokeDialog

「描画ツールを使用」を選択し、「描画の動的特性をエミュレートする」にチェックを入れ有効にする。

「ストローク」ボタンをクリックする。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-ex-3

右の画像のようになる。

着色

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-colorDialog

あとは、「ツール⇒色ツール⇒着色」で「着色」ダイアログを呼び出し、好みの色に着色。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-ex-4

完成。

使用例

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-webHeader970x90

ヘッダーに使用1。

gimp-tutorial-dynamicsPathStroke-webHeader970x90-2

ヘッダーに使用2。

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