GIMPチュートリアル: サンプルポイント(標本点)の使い方

GIMPの「サンプルポイント」(標本点)の追加、移動、表示/非表示など、「サンプルポイント」の使い方について。

サンプルポイント(標本点)を追加すると、画像、もしくは、アクティブレイヤーの、サンプルポイント1~4の4ケ所の色の情報を、「サンプルポイント」ダイアログに表示することができる。

「サンプルポイント」の追加

gimp-tutorial-sample-point-ex-1-1.png

画像ウィンドウの縦もしくは横のルーラーを、「Ctrl」キーを押しながらドラッグし、画像の上に引き込み、ドロップする。


gimp-tutorial-sample-point-ex-1-2.png

追加すると、上下左右に短い線を加えた円の形をした「サンプルポイント」 gimp-tutorial-sample-point.png が現れる。


gimp-tutorial-sample-point-ex-1-dialog.png

サンプルポイントを追加すると、サンプルポイントの色の情報を、「サンプルポイント」ダイアログに表示する。


gimp-tutorial-sample-point-ex-2.png

サンプルポイントは、4つ以上追加できるが、「サンプルポイント」ダイアログに表示できるのは、サンプルポイント1~4の4つだけ。


「サンプルポイント」の移動

gimp-tutorial-sample-point-move.png

メニューバーの「ツール⇒スポイト」、もしくは、ツールボックスのスポイトツールのアイコンgimp-tool-color-picker.pngで、スポイトツールを呼び出す。すると、ドラッグ&ドロップで、サンプルポイントを移動できるようになる。


「サンプルポイント」の削除

メニューバーの「ツール⇒スポイト」、もしくは、ツールボックスのスポイトツールのアイコンで、スポイトツールを呼び出す。ドラッグ&ドロップで、サンプルポイントを、画像の外(キャンバス周り)へ移動すると、削除できる。

「サンプルポイント」の表示/非表示

メニューバーの「表示⇒サンプルポイントの表示」で、サンプルポイントの表示/非表示を切り替えることができる。詳しくは、GIMP: 表示: サンプルポイントの表示のページへ

「サンプルポイント」ダイアログの呼び出し

「サンプルポイント」ダイアログを呼び出す方法は、2つある。

「サンプルポイント」ダイアログに関する詳細は、GIMP: ダイアログ: サンプルポイントのページへ。

メニューバー

メニューバーの「ウィンドウ⇒ドッキング可能なダイアログ⇒サンプルポイント」をクリックすると、「サンプルポイント」ダイアログが現れる。

タブメニュー

ドッキング可能なダイアログ内のボタンアイコンgimp-dialog-menu-icon.pngをクリックすると現れるタブメニューの、「タブの追加⇒サンプルポイント」をクリックすると、「サンプルポイント」ダイアログが現れる。

画像、アクティブレイヤー、どちらの色を表示するか

gimp-sample-point-dialog-menu.png

「サンプルポイント」ダイアログ内のボタンアイコンgimp-dialog-menu-icon.pngをクリックすると「サンプルポイントメニュー」が現れる。

「サンプルポイントメニュー」内の「見えている色の情報を表示」で、画像の色の情報を表示するか、アクティブレイヤーの色の情報を表示するかを指定できる。

「サンプルポイントメニュー⇒見えている色の情報を表示」をクリックし、左側にチェックマークを付けると、「サンプルポイント」ダイアログには、画像の色の情報を表示する。

「サンプルポイントメニュー⇒見えている色の情報を表示」を再度クリックし、左側のチェックマークを外すと、「サンプルポイント」ダイアログには、アクティブレイヤーの色の情報を表示する。


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