“ビデオ”フィルターは、アクティブレイヤーもしくは選択範囲内の画像に対し、液晶ディスプレイなどのモニター画面の一部を拡大したときのような加工を施す変形フィルター。
“ビデオ”フィルターの使い方
メニューバーの「 フィルター > 変形 > ビデオ 」で、「 ビデオ 」ダイアログを開く。
「 ビデオ 」ダイアログ
- ビデオパターン
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描画パターンを、下の9種類から選択できる。
- ずらす
- 大きくずらす
- 縞
- 幅広縞
- 長期的にずらす
- 3×3
- 大きな 3×3
- Hex マップ
- ドット
- 付加的
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有効にすると、自然な感じでビデオパターンが描かれる。変形後の画像のレイヤーを元画像のレイヤーの上に、加算モードで重ね、統合した感じ。
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無効にすると、暗めな感じで仕上がる
- 回転
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有効にすると、ビデオパターンを90度回転させて描く。水平方向のビデオパターンは、垂直方向になる。
“ビデオ”フィルターによる生成例
元画像。
この画像に、”ビデオ”フィルターを適用すると、それぞれ下のようになる。
初期設定値で出力すると、こんな感じ。
ビデオパターン:縞
付加的:有効
回転:無効
ビデオパターン:ずらす
ビデオパターン:大きくずらす
ビデオパターン:幅広縞
ビデオパターン:長期的にずらす
ビデオパターン:3×3
ビデオパターン:大きな 3×3
ビデオパターン:Hex マップ
ビデオパターン:ドット
付加的:無効
回転:有効
選択範囲に適用。
“ビデオ”フィルターの利用例
「ビデオパターン:Hex マップ、付加的:有効、回転:無効」の設定の”ビデオ”フィルターで、ビデオパターンを描いた後、遠近法ツールを適用した。