GIMPの「サンプルポイント」(標本点)の追加、移動、表示/非表示など、「サンプルポイント」の使い方について。
サンプルポイント(標本点)を追加すると、画像、もしくは、アクティブレイヤーの、サンプルポイント1~4の4ケ所の色の情報を、「サンプルポイント」ダイアログに表示することができる。
「サンプルポイント」の追加
画像ウィンドウの縦もしくは横のルーラーを、「Ctrl」キーを押しながらドラッグし、画像の上に引き込み、ドロップする。
追加すると、上下左右に短い線を加えた円の形をした「サンプルポイント」 が現れる。
サンプルポイントを追加すると、サンプルポイントの色の情報を、「サンプルポイント」ダイアログに表示する。
サンプルポイントは、4つ以上追加できるが、「サンプルポイント」ダイアログに表示できるのは、サンプルポイント1~4の4つだけ。
「サンプルポイント」の移動
メニューバーの「ツール⇒スポイト」、もしくは、ツールボックスのスポイトツールのアイコンで、スポイトツールを呼び出す。すると、ドラッグ&ドロップで、サンプルポイントを移動できるようになる。
「サンプルポイント」の削除
メニューバーの「ツール⇒スポイト」、もしくは、ツールボックスのスポイトツールのアイコンで、スポイトツールを呼び出す。ドラッグ&ドロップで、サンプルポイントを、画像の外(キャンバス周り)へ移動すると、削除できる。
「サンプルポイント」の表示/非表示
メニューバーの「表示⇒サンプルポイントの表示」で、サンプルポイントの表示/非表示を切り替えることができる。詳しくは、GIMP: 表示: サンプルポイントの表示のページへ
「サンプルポイント」ダイアログの呼び出し
「サンプルポイント」ダイアログを呼び出す方法は、2つある。
「サンプルポイント」ダイアログに関する詳細は、GIMP: ダイアログ: サンプルポイントのページへ。
メニューバー
メニューバーの「ウィンドウ⇒ドッキング可能なダイアログ⇒サンプルポイント」をクリックすると、「サンプルポイント」ダイアログが現れる。
タブメニュー
ドッキング可能なダイアログ内のボタンアイコンをクリックすると現れるタブメニューの、「タブの追加⇒サンプルポイント」をクリックすると、「サンプルポイント」ダイアログが現れる。
画像、アクティブレイヤー、どちらの色を表示するか
「サンプルポイント」ダイアログ内のボタンアイコンをクリックすると「サンプルポイントメニュー」が現れる。
「サンプルポイントメニュー」内の「見えている色の情報を表示」で、画像の色の情報を表示するか、アクティブレイヤーの色の情報を表示するかを指定できる。
「サンプルポイントメニュー⇒見えている色の情報を表示」をクリックし、左側にチェックマークを付けると、「サンプルポイント」ダイアログには、画像の色の情報を表示する。
「サンプルポイントメニュー⇒見えている色の情報を表示」を再度クリックし、左側のチェックマークを外すと、「サンプルポイント」ダイアログには、アクティブレイヤーの色の情報を表示する。