GIMPで、ドロップシャドウ(影)付きで、透明感のある丸ボタンを、簡単に作る方法。
ドロップシャドウ(影)付き丸ボタン
下の画像のような、ドロップシャドウ(影)付き丸ボタンを作る。
手順
01. 128×128の白背景の新しい画像を作る。
02. グリッドを設定し表示。
03. 描画色を「#FFFFFF」、背景色を「#A1A1A1」に設定。
04. 楕円選択ツールで、正円の選択範囲を作る。
05. 新しいレイヤーを追加。
06. 選択範囲を塗りつぶす。
07. 正円の上半分を選択範囲にする。
08. 正円の上半分の選択範囲を、線形ブレンドツールで塗り、選択範囲を削除。
09. 放射状ブレンドツールで中央から外へ塗る。
10. ドロップシャドウを追加。
11. 必要なサイズに切り抜く。
12. 透過画像に出力
01. 新しい画像を作る
- 幅: 128px
- 高さ: 128px
- 塗りつぶし色: 白
の設定で、新しい画像を作る。
02. グリッドを設定し表示
「表示⇒グリッドの設定」で「グリッドの調整」ダイアログを開く。
表示スタイルの線種を「破線」、間隔の幅を「32」、間隔の高さを「32」の設定で、グリッドを設定。
「表示⇒グリッドの表示」でグリッドを表示。
「表示⇒グリッドにスナップ」でグリッドに吸着するようにする。
03. 描画色と背景色を設定
ツールボックスで、描画色を「#FFFFFF」、背景色を「#A1A1A1」に設定。
04. 正円の選択範囲を作る
楕円選択ツールで、正円の選択範囲を作る。
05. 新しいレイヤーを追加
「レイヤー⇒新しいレイヤーの追加」で「新しいレイヤー」ダイアログを開く
「レイヤー塗りつぶし方法」で「透明」を選択し、透明なレイヤーを追加する。
06. 選択範囲を塗り潰す
「編集⇒背景色で塗りつぶす」で、正円の選択範囲を背景色で塗りつぶす。
07. 正円の上半分を選択範囲に
矩形選択ツールの「選択範囲から引きます」モードで、正円の選択範囲から、下半分を取り除く。
08. 線形ブレンドツールで塗る
正円の上半分の選択範囲を、「描画色から透明」の線形ブレンド(グラデーション)ツールで、上端から、下から二つ目のグリッドへ向かって塗る。
塗り終わったら、選択範囲を解除。
09. 放射状ブレンドツールで中央から外へ塗る
ブレンドツールで、「放射状」形状を選び、中央からグリッド1マス分外へ向かい塗る。
10. ドロップシャドウを追加
「フィルタ⇒照明と投影⇒ドロップシャドウ」で、「ドロップシャドウ」ダイアログを開く。
- オフセット X: 0
- オフセット Y: 1
- ぼかし半径: 15
- 画像サイズ変更可: 無効
の設定で、ドロップシャドウ(影)を追加する。
11. 必要なサイズに切り抜く
矩形選択ツールで、真ん中の4マスを選択。
「選択⇒選択範囲の拡大」で、「選択範囲の拡大」ダイアログを開く。
「16px」程度、選択範囲を拡大する。
「画像⇒選択範囲で切り抜き」で、画像を切り抜く。
12. 透過画像に出力
白の背景のレイヤーを非表示にして、PNGなどのファイル形式に出力すれば、透過画像として使える。
テキストツールで、お好みのテキストを載せるなどして完成。
テキストレイヤーのモードを「焼き込み」にするとよりリアルになる。