$_SESSION（セッション変数）

投稿日: 2012年5月21日 作成者: alphasis

$_SESSION（セッション変数）は、定義済み変数のひとつで、ページ遷移後やリロード後も、値を保持し続けることができる変数。ショッピングカートのように、複数ページで値を保持しておきたい場合などに用いる。

使い方

セット

<?php
session_start(); // セッションを開始
$_SESSION[キーA] = 値; // セッション変数をセット
$_SESSION[キーB] = array( 値A, 値B, 値C ); // 配列をセットすることも可能
?>

呼び出し

<?php
session_start(); // セッションを再開
$_SESSION[キーA]; // セッション変数を呼び出す
$_SESSION[キーB][0]; // セッション変数にセットした配列の１つ目の値を呼び出す
$_SESSION[キーB][1]; // セッション変数にセットした配列の２つ目の値を呼び出す
$_SESSION[キーB][2]; // セッション変数にセットした配列の３つ目の値を呼び出す
?>

$_SESSIONは、スーパーグローバル変数で、プログラム全体の、どのスコープでも呼び出せる。関数の内部で呼び出す場合、グローバル変数は、グローバル宣言するが、スーパーグローバル変数は、グローバル宣言すら必要ない。

サンプル

セッション変数をセットし、呼び出すサンプル。

セット

<?php
session_start();
$_SESSION[sessionSampleA] = 'サンプル';
$_SESSION[sessionSampleB] = array( '値Ａ', '値Ｂ', '値Ｃ' );
?>

呼び出し

<?php
session_start();
echo '<p>$_SESSION[sessionSampleA]: ' . "{$_SESSION[sessionSampleA]}</p>";
echo '<p>$_SESSION[sessionSampleB][0]: ' . "{$_SESSION[sessionSampleB][0]}</p>";
echo '<p>$_SESSION[sessionSampleB][1]: ' . "{$_SESSION[sessionSampleB][1]}</p>";
echo '<p>$_SESSION[sessionSampleB][2]: ' . "{$_SESSION[sessionSampleB][2]}</p>";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

$_SESSION[sessionSampleA]: サンプル
$_SESSION[sessionSampleB][0]: 値Ａ
$_SESSION[sessionSampleB][1]: 値Ｂ
$_SESSION[sessionSampleB][2]: 値Ｃ

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