変数の定義(代入)、再定義

  • 変数の定義は、定義したい値を、変数に代入するだけ。
  • 代入には、代入演算子=を使う。
  • 変数のデータ型は、PHPが自動的に判断するので、宣言する必要はない。
  • 変数の再定義は、再定義したい値を代入し直すだけで、再定義することができる。

サンプル

変数に文字列を代入

$var = "こんにちは♪";

変数$varに、文字列「こんにちは♪」を代入。変数のデータ型は、文字列型(string)となる。

文字列の代入については、変数に文字列を代入のページで詳しく解説。

<?php
$var = "こんにちは♪";
echo "$var";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

こんにちは♪

変数を再定義

変数に、再定義したい値を代入し直すだけで、変数を再定義することができる。

<?php
$var = "こんにちは♪";
$var = "こんばんは♪";
echo "$var";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

こんばんは♪

変数に整数を代入

$var = 100;

変数$varに、整数「100」を代入。変数のデータ型は、整数型(integer)となる。

<?php
$var = 100;
echo "$var";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

100

変数に計算結果を代入

<?php
$var1 = 20;
$var2 = 30;
$var = $var1 + $var2;
echo "$var";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

50

変数に小数を代入

$var = 2.5;

変数$varに、小数「2.5」を代入。変数のデータ型は、浮動小数点数(floatもしくはdouble)となる。

<?php
$var = 2.5;
echo "$var";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

2.5

変数に論理値(ブール値)を代入

$var = TRUE; // 真(true)
$var = FALSE; // 偽(false)

論理値(ブール値)を、変数$varに代入。変数のデータ型は、論理型(boolean、ブール型、ブーリアン型)となる。

大文字・小文字は区別しないので、「TRUE」は「true」でも真、「FALSE」は「false」でも偽となる。

<?php
$var = TRUE;
echo ( $var ) ? "真" : "偽";
$var = true;
echo ( $var ) ? "真" : "偽";
$var = FALSE;
echo ( $var ) ? "真" : "偽";
$var = false;
echo ( $var ) ? "真" : "偽";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

真真偽偽

配列を作り変数に代入

$var = array( "レッド", "ブルー", "イエロー" );

配列を作り、変数$varに代入。変数のデータ型は、配列型(array)となる。

配列型変数への代入については、配列、連想配列、多次元配列を作り、配列型変数に代入のページで詳しく解説。

<?php
$var = array( "レッド", "ブルー", "イエロー" );
echo "$var[0]<br />";
echo "$var[1]<br />";
echo "$var[2]<br />";
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

レッド
ブルー
イエロー

インスタンスを作り、変数に代入

$var = new sampleClass();

インスタンスを作り、変数$varに代入。変数のデータ型は、オブジェクト型(object)となる。

<?php
class sampleClass
{
    public $property = "<p>プロパティ</p>";
    function sampleMethod() {
        echo "<p>メソッド</p>";
    }
}
$obj = new sampleClass();
echo $obj->property;
$obj->sampleMethod();
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

プロパティ
メソッド

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