PHPには、定義済みの変数が、いくつか用意されている。定義済み変数には、送信データ、クッキー情報、セッション情報など、主に外部の情報が格納されている。定義済み変数を使うことで、外部の情報などを、簡単に呼び出すことができる。
主な定義済み変数
下記の定義済み変数は、スーパーグローバル変数で、プログラム全体の、どのスコープでも呼び出せる。関数の内部で呼び出す場合、グローバル変数は、グローバル宣言するが、スーパーグローバル変数は、グローバル宣言すら必要ない。
- $GLOBALS
全てのグローバル変数を格納した連想配列。
- $_SERVER
Webサーバーから提供される、サーバー関連情報。サーバー変数。
- $_GET
GETメソッドでスクリプトに送信したデータの連想配列。
- $_POST
POSTメソッドでスクリプトに送信したデータの連想配列。
- $_FILES
POSTメソッドでアップロードしたファイル情報の連想配列。
- $_REQUEST
$_GET、$_POST、$_COOKIEの内容を格納した連想配列。
- $_SESSION
セッション情報を格納した連想配列。セッション変数。
- $_ENV
環境変数の連想配列。
- $_COOKIE
クッキー情報を格納した連想配列。