GIMPの「キュービズム」フィルタは、アクティブレイヤーもしくは選択範囲内の画像に、半透明のティッシュペーパーの小さな正方形を並べたような風合いに仕上げる芸術的効果フィルタ。半透明の部分は、アルファチャンネルがある場合は、透明になり、アルファチャンネルがない場合は、黒色、もしくは、ツールボックスで選択してある背景色になる。
「キュービズム」フィルタの使い方
メニューバーの「 フィルタ > 芸術的効果 > キュービズム 」で、「キュービズム」ダイアログを開く。
「キュービズム」ダイアログ
- プレビュー
プレビューを有効にしておくと、ダイアログ上で、効果を確認しながら設定できる。
- タイルサイズ
正方形の大きさを、「0.0~100.0」ピクセルの範囲で設定できる。
- タイル彩度
正方形の色の彩度を、「0.0~10.0」ピクセルの範囲で設定できる。
- 背景色を使用
有効にすると、ツールボックスで設定してある背景色を使用する。タイル彩度を低くした時の、透明な部分に使用する。
「キュービズム」フィルタによる生成例
元画像。
この画像のレイヤーに、アルファチャンネルを追加し、「キュービズム」フィルタを適用し、元画像と通常モードで重ねると、それぞれ下のようになる。