GIMPの「プレデター」フィルタは、映画プレデターでお馴染みのサーモグラフィー画像のように仕上げる芸術的効果フィルタ。アルファチャンネル、もしくは、選択範囲内に適用する。
「プレデター」フィルタの使い方
メニューバーの「 フィルタ > 芸術的効果 > プレデター 」で、「プレデター」ダイアログを開く。
「プレデター」ダイアログ
- エッジ量
輪郭線の量を、「0～24」の範囲で設定できる。
この数値を減らすと、輪郭が減る。
この数値を増やすと、輪郭が増える。
- ピクセル化
有効にすると、「プレデター」効果を適用する前に、画像を単色の正方形に簡素化する。正方形のサイズは、「ピクセル量」で調整できる。
- ピクセル量
「ピクセル化」有効時の、簡素化する正方形のサイズを、「1～16」の範囲で設定できる。
- 選択範囲を解除しない
選択範囲がある場合、「選択範囲を解除しない」を有効にすると、選択範囲に適用する。
- 別レイヤーを生成する
有効にすると、「プレデター」の効果を、新たなレイヤーに出力する。元のレイヤーには変更を加えない。
「プレデター」フィルタによる生成例
元画像。
この画像に、「プレデター」フィルタを適用すると、それぞれ下のようになる。
初期設定値で出力すると、こんな感じ。
- エッジ量: 2
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 3
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
- エッジ量: 24
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 3
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
- エッジ量: 0
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 3
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
- エッジ量: 2
- ピクセル化: 無効
- ピクセル量: 3
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
- エッジ量: 2
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 16
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
- エッジ量: 2
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 1
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
初期設定値で、左半分の選択範囲に適用。
- エッジ量: 2
- ピクセル化: 有効
- ピクセル量: 3
- 選択範囲を解除しない: 有効
- 別レイヤーを生成する: 有効
「プレデター」フィルタの利用例
アイキャッチ画像サイズ
