グラデーションフレアエディタの輝きタブについての解説記事。
“グラデーションフレアエディタ”は、”グラデーションフレア”フィルタで生成するフレアの色や大きさなど、詳細に編集することができる。”グラデーションフレア”フィルタとは、アクティブレイヤーもしくは選択範囲内の画像に、グラデーションのフレア効果を描き加える、照明と投影フィルタのひとつ。グラデーションフレアは、輝き、光線、二次フレアの3つで構成されており、それぞれ、”グラデーションフレアエディタ”で編集が可能。
“グラデーションフレアエディタ”には、一般、輝き、光線、二次フレアの4つのタブメニューがある。
“グラデーションフレア”フィルタに関するページ
グラデーションフレアの設定項目は多いので、5つのページに分けた。
グラデーションフレアエディタの輝きタブの使い方
- メニューバーの「 フィルタ > 照明と投影 > グラデーションフレア 」で、”グラデーションフレア“ダイアログを開く。
- “グラデーションフレア”ダイアログの編集ボタンをクリックし、”グラデーションフレアエディタ”ダイアログを開く。
- “輝き”タブをクリックすると、輝きに関する設定項目が現れる。
「 グラデーションフレアエディタ » 輝き 」ダイアログ
グラデーション
輝き部分の色や大きさを、グラデーションで設定。
- 半径方向グラデーション
-
輝きの中心から、放射状に描かれるグラデーション。
- 角度方向グラデーション
-
輝きの中心を、時計回りで回るように描かれるグラデーション。
-
パラメータの回転の値が、0のとき、真右から描かれる。
-
半径方向グラデーションと角度方向グラデーションは、乗算モードで合成される。
- 角度方向大きさグラデーション
-
輝きの半径の長さを、輝きの中心を時計回りで回るこのグラデーションの明度により変化させる。
-
明度が0%(黒)に近づけば、半径は、より短くなる。
-
明度が100%(白)に近づけば、半径は、より長くなる。
パラメータ
輝き部分の大きさ、角度方向グラデーションの開始位置、色を設定。
- 大きさ
-
輝きの大きさを、「 0.0%~200.0% 」の範囲で設定。
- 回転
-
角度方向グラデーションの開始位置を、「 -180.0~180.0 」の範囲で設定。
- 色相回転
-
輝きの色を、「 -180.0~180.0 」の範囲で設定。
グラデーションフレアエディタの輝きタブ変更例
- グラデーション
- 半径方向グラデーション:Neon Cyan
- 角度方向グラデーション:%random
- 角度方向大きさグラデーション:%random
- パラメータ
- 大きさ:100.0
- 回転:0.0
- 色相回転:0.0
- グラデーション
- 半径方向グラデーション:Shadows 1
- 角度方向グラデーション:Abstract 2
- 角度方向大きさグラデーション:%white
- パラメータ
- 大きさ:100.0
- 回転:0.0
- 色相回転:0.0
- グラデーション
- 半径方向グラデーション:Shadows 3
- 角度方向グラデーション:Abstract 2
- 角度方向大きさグラデーション:Abstract 1
- パラメータ
- 大きさ:100.0
- 回転:90.0
- 色相回転:0.0
- グラデーション
- 半径方向グラデーション:Tube Red
- 角度方向グラデーション:
Full satauration spectrum CCW - 角度方向大きさグラデーション:%white
- パラメータ
- 大きさ:100.0
- 回転:90.0
- 色相回転:0.0
“グラデーションフレア”フィルタの利用例
抽象的カゲロウ