NULL型とは、変数に値がないことを示すデータ型。
NULL型の値は、NULLのみ。NULLは、PHPにおいて、定義済みの定数のひとつで、「値がない」ことを示す。
以下の変数を、NULL型であるとみなす。
- 定数「NULL」を代入した変数。
- 値を代入していない変数。未定義変数。
- unset()関数で破棄した変数。
変数にNULLを代入
$var = NULL;
変数$varに、定数「NULL」を代入。変数$varのデータ型は、NULL型（NULL）となる。
サンプル
<?php
echo '値を代入していない変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
$var = NULL;
echo '定数「NULL」を代入した変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
$var = "サンプル";
unset( $var );
echo '文字列「サンプル」代入後、unset()関数で破棄した変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
?>
echo '値を代入していない変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
$var = NULL;
echo '定数「NULL」を代入した変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
$var = "サンプル";
unset( $var );
echo '文字列「サンプル」代入後、unset()関数で破棄した変数「$var」のデータ型: ' . gettype( $var ) . '<br />';
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
値を代入していない変数「$var」のデータ型: NULL
定数「NULL」を代入した変数「$var」のデータ型: NULL
文字列「サンプル」代入後、unset()関数で破棄した変数「$var」のデータ型: NULL
定数「NULL」を代入した変数「$var」のデータ型: NULL
文字列「サンプル」代入後、unset()関数で破棄した変数「$var」のデータ型: NULL