window.prompt( message )メソッド

window.prompt( message )は、テキスト入力用のダイアログを出現させるメソッド。

構文

<script type="text/javascript">
window.prompt( message );
</script>

<script></script>内であれば、window.は、下記のように省略可能。

<script type="text/javascript">
prompt( message );
</script>

引数

message
テキスト入力用ダイアログに表示するテキストを指定。

テキスト入力欄の初期設定値を、第2引数で指定することもできる。詳しくは、window.prompt( message, defaultValue )メソッドのページへ。

戻り値

テキスト入力用ダイアログで入力したテキストを返す。

「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、「null」を返す。

サンプル1


サンプル1の動作について

  1. 「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンをクリックすると、テキスト入力用ダイアログが現れる。
  2. テキスト入力欄に「サンプル」と入力し「OK」ボタンをクリックすると、「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンの下に、「戻り値:サンプル」と表示する。
  3. 「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンの下に、「戻り値:null」と表示する。

JavaScript

<script type="text/javascript">
window.onload = initialize;
function initialize() {
    document.getElementById( 'samplePrompt' ).onclick=samplePrompt;
}
function samplePrompt() {
    var $sampleText = prompt( "サンプル1の\r\nテキスト入力用ダイアログを呼び出しました。" );
    document.getElementById( "sampleOutput" ).innerHTML = "戻り値:" + $sampleText;
}
</script>

HTML

<p>
    <button id="samplePrompt">テキスト入力用ダイアログを呼び出す</button>
    <br />
    <spna id="sampleOutput"></span>
</p>

サンプル2


サンプル2の動作について

  1. 「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンをクリックすると、テキスト入力用ダイアログが現れる。
  2. テキスト入力欄に「サンプル」と入力し「OK」ボタンをクリックすると、「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンの下に、「戻り値:サンプル」と表示する。
  3. 「キャンセル」ボタンをクリックした場合は、「テキスト入力用ダイアログを呼び出す」ボタンの下に、「戻り値:null」と表示する。

JavaScript

<script type="text/javascript">
function samplePromptB() {
    var $sampleTextB = prompt( "サンプル2の\r\nテキスト入力用ダイアログを呼び出しました。" );
    document.getElementById( "sampleOutputB" ).innerHTML = "戻り値:" + $sampleTextB;
}
</script>

HTML

<p>
    <button onclick="samplePromptB()">テキスト入力用ダイアログを呼び出す</button>
    <br />
    <spna id="sampleOutputB"></span>
</p>

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カテゴリー: JavaScript, Windowオブジェクト, ダイアログ, ブラウザオブジェクト, メソッド, リファレンス パーマリンク