「 Plasma2 」とは、プラズマ | プラズマのテクスチャを生成する下塗りフィルタの拡張版で、プラズマよりも、オプションやパラメータが多い。
グラデーションを選択するすることができるので、着色する色を制限することができる。
インストール
配布ページ:Plasma2 for Gimp -windows
「 Download File 」を、右クリック「 対象をファイルに保存 」。
ダウンロードした「 Plasma2_for_Gimp__windows_by_photocomix_resources.zip 」を、解凍。
解凍して出てきた「 Plasma2.exe 」ファイルを、plug-ins フォルダに入れる。
GIMPを再起動する。
「 フィルタ > 下塗り > 雲 」内に、「 Plasma2 」が追加されていれば成功。
“Plasma2″フィルタの使い方
「 フィルタ > 下塗り > 雲 > Plasma2 」で、「 Plasma2 」ダイアログを開く。
「 Plasma2 」ダイアログ
- Hozontally tileable
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「 Hozontally tileable 」(水平方向にタイル化可能)を有効にすると、垂直方向にタイル状に並べたとき、継ぎ目がでないように、生成する。
- Vertically tileable
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「 Vertically tileable 」(垂直方向にタイル化可能)を有効にすると、垂直方向にタイル状に並べたとき、継ぎ目がでないように、生成する。
- Coloring method
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塗り方を、下の4タイプから選択。
- Independent RGB
- Grayscale
- Gradient
- Gradient Remix
- Gradient
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グラデーションを選択する。
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「 Coloring method 」で、「 Gradient 」「 Gradient Remix 」を選択した場合にのみ有効。
- Random seed
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乱数種を設定。
-
他の設定が同じで、乱数種が同じなら、同じ効果が得られる。逆に、他の設定が同じでも、乱数種が異なれば、異なる効果が得られる。
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「新しい種」ボタンをクリックすると、ランダムに乱数種を生成する。
- 乱数化
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有効にすると、「ソリッドノイズ」フィルタを開くたびに、乱数種を自動的に生成する。手動では設定できなくなる。
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無効にすると、乱数種を手動で設定できるようになる。
- Noise distribution
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ノイズ分布方法を、下の4タイプから選択。
- Uniform
- Cauchy
- Exponential (asymmetric)
- Cubic tails
- Noise amplitude (log)
-
ノイズの振幅を、「-7.00~5.00」の範囲で設定。
-
この数値を減らすと、滑らかなグラデーションになる。逆に、増やすと、ギザギザで、ざらついた感じになる。
- Scaling function
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スケーリング機能を、下の2タイプから選択。
- Fractint-like
- Norris-like
- Scaling parameter a
-
スケーリングパラメータを、「0.00~3.00」の範囲で設定。
-
この数値を増やすと、滑らかなグラデーションになる。逆に、減らすと、ギザギザで、ざらついた感じになる。
“Plasma2″による生成例
初期設定値で出力すると、こんな感じ。
Coloring method: Independent RGB
Random seed: 11
Noise distribution: Uniform
Noise amplitude: 0.00
Scaling function: Fractint-like
Scaling parameter a: 1.00
Coloring method: Grayscale
Coloring method: Gradient
Gradient: Burning Paper
Coloring method: Gradient Remix
Gradient: Burning Paper
Noise distribution: Cauchy
Noise distribution: Exponential (asymmetric)
Noise distribution: Cubic tails
Noise amplitude (log): -7.00
Noise amplitude (log): 5.00
Scaling function: Norris-like
Scaling parameter a: 0.00
Scaling parameter a: 3.00