substr( string $string, int $start[, int $length ] )

投稿日: 2012年11月3日 作成者: alphasis

substr( string $string, int $start[, int $length ] )は、文字列「$string」の中の取得開始位置「$start」から、取得終了位置「$length」までの、部分文字列を取得する組み込み関数。

定義

文字列型 substr( 文字列型 $string , 整数型 $start [, 整数型 $length ] );

パラメータ

文字列型 $string

一部分を取得したい文字列を指定する。

整数型 $start

取得開始位置。

正数を指定した場合、「文字列型 $string」の先頭から数えた位置を、取得開始位置とする。

負数を指定した場合、「文字列型 $string」の末尾から数えた位置を、取得開始位置とする。

整数型 $length

正数を指定した場合、取得する長さ（バイト数）。

負数を指定した場合、「文字列型 $string」の末尾から数えた位置を、取得終了位置とする。

戻り値

文字列の中の取得開始位置から、取得終了位置までの、部分文字列。

取得に失敗した場合は、「FALSE」を返す。

構文

取得開始位置を指定し、部分文字列を取得

部分文字列 = substr( 文字列, 取得開始位置 );

「文字列」の「取得開始位置」から「文字列」の末尾までの、「部分文字列」を得る。

「取得開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、取得開始位置とする。

取得開始位置と長さを指定し、部分文字列を取得

部分文字列 = substr( 文字列, 取得開始位置, 長さ );

「文字列」の「取得開始位置」から「長さ」分の、「部分文字列」を得る。

「取得開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、取得開始位置とする。

取得開始位置と取得終了位置を指定し、部分文字列を取得

部分文字列 = substr( 文字列, 取得開始位置, 取得終了位置 );

「文字列」の「取得開始位置」から「取得終了位置」までの、「部分文字列」を得る。

「取得終了位置」は、負数で指定する。負数で指定することで、「文字列」の末尾から数えた位置を、取得終了位置とすることができる。

「取得開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、取得開始位置とする。

サンプル

取得開始位置を指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, 5 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

56789

取得開始位置と長さを指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, 5, 3 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

567

取得開始位置と取得終了位置を指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, 5, -3 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

56

取得開始位置を負数で指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, -7 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

3456789

取得開始位置（負数）と長さを指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, -7, 3 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

345

取得開始位置（負数）と取得終了位置を指定し、部分文字列を取得

<?php
$var = "0123456789";
echo substr( $var, -7, -3 );
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

3456

スポンサード リンク

カテゴリー: PHP, 文字列, 文字数, 組み込み関数 タグ: パーマリンク