else

else文は、if文を拡張する制御構文。if文における条件式の値が「FALSE」の場合に実行する。

elseif文がある場合は、if文の条件式の値と、全てのelseif文の条件式の値が、「FALSE」である場合のみ、else文を実行する。

使い方

else文の基本的使い方。

ifelseifendif入れ子(ネスト)の使い方については、各ページにて解説。

処理文が1文

波括弧で括る方法

if ( 条件式 ) {
    条件式が「TRUE」のときに行う処理
} else {
    条件式が「FALSE」のときに行う処理
}

波括弧を省略した方法

if ( 条件式 )
    条件式が「TRUE」のときに行う処理
else
    条件式が「FALSE」のときに行う処理

処理文が複数

処理文が複数のときは、波括弧{}で括り、グループ化する。

if ( 条件式 ) {
    条件式が「TRUE」のときに行う処理1
    条件式が「TRUE」のときに行う処理2
} else {
    条件式が「FALSE」のときに行う処理1
    条件式が「FALSE」のときに行う処理2
}

サンプル

処理文が1文

波括弧で括る方法

<?php
$varA = 5;
$varB = 8;
if ( $varA > $varB ) {
    echo '<p>$varAは$varBより大きい。</p>';
} else {
    echo '<p>$varAは$varBより小さい。</p>';
}
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

$varAは$varBより小さい。

波括弧を省略した方法

<?php
$varA = 5;
$varB = 8;
if ( $varA > $varB )
    echo '<p>$varAは$varBより大きい。</p>';
else
    echo '<p>$varAは$varBより小さい。</p>';
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

$varAは$varBより小さい。

処理文が複数

処理文が複数のときは、波括弧{}で括り、グループ化する。

<?php
$varA = 5;
$varB = 8;
if ( $varA > $varB ) {
    echo '<p>$varAは$varBより大きい。</p>';
    echo '<p>2つ目の処理。</p>';
    echo '<p>3つ目の処理。</p>';
} else {
    echo '<p>$varAは$varBより小さい。</p>';
    echo '<p>2つ目の処理。</p>';
    echo '<p>3つ目の処理。</p>';
}
?>

↓↓↓出力結果↓↓↓

$varAは$varBより小さい。
2つ目の処理。
3つ目の処理。

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カテゴリー: if, PHP, 制御構造 タグ: パーマリンク