window.history.go( number )メソッド

window.history.go( number )は、ブラウザの履歴リストのうち、引数「number」に指定した数値に一致するページを表示するメソッド。引数「number」は、現在のページを「0」とし、進む場合は正数、戻る場合は負数で指定する。

構文

<script type="text/javascript">
window.history.go( number );
</script>

引数

number
現在のページを「0」とし、進む場合は正数、戻る場合は負数で指定する。
「2」を指定すると、ブラウザの「進む」ボタンを2回クリックするのと同じページを表示する。
「-2」を指定すると、ブラウザの「戻る」ボタンを2回クリックするのと同じページを表示する。

サンプルA

サンプルAの動作について

  • 「2つ戻る」ボタンをクリックすると、ブラウザの履歴リストの中の2つ前のURLを表示する。
    ブラウザの「戻る」ボタンを2回クリックするのと同じ。
  • 「2つ進む」ボタンをクリックすると、ブラウザの履歴リストの中の次の次のURLを表示する。
    ブラウザの「進む」ボタンを2回クリックするのと同じ。

サンプルAのソースコード

HTML

<div id="sample">
    <button class="sampleButton" onclick="window.history.go( -2 );">2つ戻る</button>
    <button class="sampleButton" onclick="window.history.go( 2 );">2つ進む</button>
</div>

CSS

<style type="text/css">
.sampleButton {
    font-size: 16px;
}
</style>

サンプルB

サンプルBの動作について

  • 「2つ戻る」ボタンをクリックすると、ブラウザの履歴リストの中の2つ前のURLを表示する。
    ブラウザの「戻る」ボタンを2回クリックするのと同じ。
  • 「2つ進む」ボタンをクリックすると、ブラウザの履歴リストの中の次の次のURLを表示する。
    ブラウザの「進む」ボタンを2回クリックするのと同じ。

サンプルBのソースコード

JavaScript

<script type="text/javascript">
window.onload = initialize;
function initialize() {
    document.getElementById( 'sampleBack' ).onclick = sampleBack;
    document.getElementById( 'sampleForward' ).onclick = sampleForward;
}
function sampleBack() {
    window.history.go( -2 );
}
function sampleForward() {
    window.history.go( 2 );
}
</script>

HTML

<div id="sample">
    <button id="sampleBack" class="sampleButton">2つ戻る</button>
    <button id="sampleForward" class="sampleButton">2つ進む</button>
</div>

CSS

<style type="text/css">
.sampleButton {
    font-size: 16px;
}
</style>

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