substr_replace()
は、文字列の中の置換開始位置から、置換終了位置までの、部分文字列を置き換える組み込み関数。
配列の値の一部置換については、こちら。
定義
パラメータ
全てのパラメータは、配列で指定することもできるが、配列の値の一部置換については、こちら。
- 文字列型 $string
一部分を置き換えたい文字列を指定する。
- 多様な型 $replacement
置換文字列を指定する。
配列で指定することもできる。
- 多様な型 $start
置換開始位置。
正数を指定した場合、「文字列型 $string」の先頭から数えた位置を、置換開始位置とする。
負数を指定した場合、「文字列型 $string」の末尾から数えた位置を、置換開始位置とする。
配列で指定することもできる。
- 多様な型 $length
正数を指定した場合、置き換える長さ(バイト数)。
負数を指定した場合、「文字列型 $string」の末尾から数えた位置を、置換終了位置とする。
配列で指定することもできる。
戻り値
部分文字列を置き換えた後の文字列。
「多様な型 $string」が、配列の場合、配列を返す。
構文
置換開始位置を指定し、部分文字列を置換
「文字列」の「置換開始位置」から「文字列」の末尾までの、部分文字列を置き換える。
「置換開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、置換開始位置とする。
置換開始位置と長さを指定し、部分文字列を置換
「文字列」の「置換開始位置」から「長さ」分の、部分文字列を置き換える。
「置換開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、置換開始位置とする。
置換開始位置と置換終了位置を指定し、部分文字列を置換
「文字列」の「置換開始位置」から「置換終了位置」までの、部分文字列を置き換える。
「置換終了位置」は、負数で指定する。負数で指定することで、「文字列」の末尾から数えた位置を、置換終了位置とすることができる。
「置換開始位置」に負数を指定した場合、「文字列」の末尾から数えた位置を、置換開始位置とする。
サンプル
置換開始位置を指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", 5 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
置換開始位置と長さを指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", 5, 3 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
置換開始位置と置換終了位置を指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", 5, -3 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
置換開始位置を負数で指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", -7 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
置換開始位置(負数)と長さを指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", -7, 3 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
置換開始位置(負数)と置換終了位置を指定し、部分文字列を置換
$var = "0123456789";
echo substr_replace( $var, "置換", -7, -3 );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓