parse_str( string $str[, array &$arr] )
は、URLクエリ文字列「$str」をパースし、変数に代入する組み込み関数。連想配列に格納することもできる。
定義
parse_str( 文字列型 $str[, 配列型 &$arr] );
パラメータ
- 文字列型 $str
パースしたいクエリ文字列を指定する。
- 配列型 &$arr
オプション。
ここに変数を指定すると、パースした結果を連想配列に格納し、指定した変数に代入する。
戻り値
空。値を返さない。
構文
クエリ文字列をパースし、変数に代入
parse_str( クエリ文字列 );
「クエリ文字列」をパースし、変数に代入する。
パラメーター名を、変数名、パラメーターの値を、変数の値とする。
クエリ文字列をパースし、連想配列に格納
parse_str( クエリ文字列, 連想配列 );
「クエリ文字列」をパースし、「連想配列」に格納する。
パラメーター名を、配列要素のキー、パラメーターの値を、配列要素の値とする。
サンプル
クエリ文字列をパースし、変数に代入
パラメーター名が、変数名、パラメーターの値が、変数の値となっている点に注目。
<?php
$str = "keyA=valueA&keyB=valueB&array[]=sampleA&array[]=sampleB";
parse_str( $str );
echo "{$keyA}<br />";
echo "{$keyB}<br />";
echo "{$array[0]}<br />";
echo "{$array[1]}<br />";
?>
$str = "keyA=valueA&keyB=valueB&array[]=sampleA&array[]=sampleB";
parse_str( $str );
echo "{$keyA}<br />";
echo "{$keyB}<br />";
echo "{$array[0]}<br />";
echo "{$array[1]}<br />";
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
valueA
valueB
sampleA
sampleB
valueB
sampleA
sampleB
クエリ文字列をパースし、連想配列に格納
パラメーター名が、配列要素のキー、パラメーターの値が、配列要素の値となっている点に注目。
<?php
$str = "keyA=valueA&keyB=valueB&array[]=sampleA&array[]=sampleB";
parse_str( $str, $array );
echo "{$array['keyA']}<br />";
echo "{$array['keyB']}<br />";
echo "{$array['array'][0]}<br />";
echo "{$array['array'][1]}<br />";
?>
$str = "keyA=valueA&keyB=valueB&array[]=sampleA&array[]=sampleB";
parse_str( $str, $array );
echo "{$array['keyA']}<br />";
echo "{$array['keyB']}<br />";
echo "{$array['array'][0]}<br />";
echo "{$array['array'][1]}<br />";
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
valueA
valueB
sampleA
sampleB
valueB
sampleA
sampleB