unserialize( string $str )は、シリアル化（シリアライズ）した値「$str」を、PHPで扱う値に戻す組み込み関数。
シリアル化（シリアライズ）しデータベースに保存した値を、呼び出し、元に戻す際などに使う。
定義
多様な型 unserialize( 文字列型 $str );
パラメータ
- 文字列型 $str
シリアル化（シリアライズ）された値を格納した変数を指定する。
戻り値
多様な型。
シリアル化（シリアライズ）された値である「文字列型 $str」を元に戻す。
構文
シリアル化（シリアライズ）を元に戻す
多様な型 = unserialize( 文字列 );
シリアル化（シリアライズ）された値である「文字列」を、元に戻す。
サンプル
整数型変数の値のシリアル化（シリアライズ）を元に戻す
<?php
$var = 123;
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
$var = 123;
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
i:123;
123
123
文字列型変数の値のシリアル化（シリアライズ）を元に戻す
<?php
$var = "レッド";
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
$var = "レッド";
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
s:9:”レッド”;
レッド
レッド
配列型変数の値のシリアル化（シリアライズ）を元に戻す
<?php
$var = array( "レッド", "ブルー", "グリーン" );
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
$var = array( "レッド", "ブルー", "グリーン" );
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
a:3:{i:0;s:9:”レッド”;i:1;s:9:”ブルー”;i:2;s:12:”グリーン”;}
Array ( [0] => レッド [1] => ブルー [2] => グリーン )
Array ( [0] => レッド [1] => ブルー [2] => グリーン )
変数の連想配列の値のシリアル化（シリアライズ）を元に戻す
<?php
$var = array(
"red" => "レッド",
"blue" => "ブルー",
"green" => "グリーン"
);
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
$var = array(
"red" => "レッド",
"blue" => "ブルー",
"green" => "グリーン"
);
$var = serialize( $var );
print_r( $var );
echo "<br />";
$var = unserialize( $var );
print_r( $var );
?>
↓↓↓出力結果↓↓↓
a:3:{s:3:”red”;s:9:”レッド”;s:4:”blue”;s:9:”ブルー”;s:5:”green”;s:12:”グリーン”;}
Array ( [red] => レッド [blue] => ブルー [green] => グリーン )
Array ( [red] => レッド [blue] => ブルー [green] => グリーン )