new Object()を使い、オブジェクトを作成(ブラケット表記法)

new Object()を使い、オブジェクトを作成し、ブラケット表記法でプロパティやメソッドを定義する方法。

ユーザー定義オブジェクトは、コンストラクタを使い作成することが多いが、new Object()を使い作成することもできる。

オブジェクトのプロパティやメソッドにアクセスするには、メンバー演算子を使う。メンバー演算子には、ドット表記法ブラケット表記法がある。このページでは、ブラケット表記法を用いて、プロパティやメソッドを定義及び呼び出す。ドット表記法を用いた方法については、こちら

構文

オブジェクトを作成

new Object()で、オブジェクトを作成。

var オブジェクト名 = new Object(); // オブジェクトを作成

プロパティを定義

ブラケット表記法で、プロパティを定義。

オブジェクト名['プロパティ名'] =;

メソッドを定義

ブラケット表記法で、メソッドを定義。

オブジェクト名['メソッド名'] = function () {
    // メソッド内処理文
}

引数を受け取ることもできる。

オブジェクト名['メソッド名'] = function ( 仮引数1, 仮引数2, 仮引数3, … 仮引数N ) {
    // メソッド内処理文
}

プロパティにアクセス

ブラケット表記法で、プロパティを呼び出す。

オブジェクト名['プロパティ名'];  // プロパティを呼び出す

メソッドにアクセス

ブラケット表記法で、メソッドを呼び出す。

オブジェクト名['メソッド名'](); // メソッドを呼び出す

メソッドに引数を渡すこともできる。

オブジェクト名['メソッド名']( 実引数1, 実引数2, 実引数3, … 実引数N ); // メソッドを呼び出す

サンプル

<script type="text/javascript">

// 定義
var personalData = new Object(); // オブジェクトを作成
personalData['attendanceNumber'] = 130210; // プロパティを定義
personalData['attendanceNumberWrite'] = function () { // メソッドを定義
    document.write( '学籍番号: ' + personalData['attendanceNumber'] + '<br />' );
}
personalData['name'] = "日本太郎"; // プロパティを定義
personalData['nameWrite'] = function () { // メソッドを定義
    document.write( '名前: ' + personalData['name'] + '<br />' );
}
personalData['areaWrite'] = function ( $arg ) { // メソッドを定義
    document.write( '出身地: ' + $arg + '<br />' );
}

// 呼び出し
personalData['attendanceNumberWrite']();
personalData.attendanceNumberWrite();
document.write( '名前: ' + personalData['name'] + '<br />' );
document.write( '名前: ' + personalData.name + '<br />' );
personalData['areaWrite']( '東京' );
personalData.areaWrite( '東京' );

</script>

↓↓↓出力結果↓↓↓

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