void演算子とは、右のオペランド(演算子引数)に指定した式の評価結果がどうであれ、「undefined」を返す演算子。
リンク要素と組み合わせて使うことが多い。
構文
void 式
サンプル
void演算子を使うと
<a href="javascript:void(document.all.sample.style.backgroundColor='red');">クリックで背景色を赤色に</a>
のリンク要素をクリックすると、
<p style="background-color: skyblue;" id="sample">サンプル</p>
の「skyblue」の部分が、
<p style="background-color: red;" id="sample">サンプル</p>
のように「red」に変わる。
void演算子を使わないと
<a href="javascript:(document.all.sample.style.backgroundColor='red');">クリックで背景色を赤色に</a>
のリンク要素をクリックすると、
red
のテキストだけになってしまう。
href属性にvoid演算子を使う
href属性にvoid演算子を使い、onclick属性にクリックイベント(クリック時)の処理を書いても、望む結果が得られる。
<a href="javascript:void(0);" onclick="document.all.sample.style.backgroundColor='red';">サンプル</a>
のリンク要素をクリックすると、
<p style="background-color: skyblue;" id="sample">サンプル</p>
の「skyblue」の部分が、
<p style="background-color: red;" id="sample">サンプル</p>
のように「red」に変わる。