定数の命名規則

JavaScriptの定数の命名規則について。

  • JavaScriptの予約語(「var」「if」「for」「function」など)は、使えない。
  • 同一スコープの関数名や変数名と、同じ名前は使えない。
  • 定数名は、大文字と小文字を区別する。constnameCONSTNAMEは、別々の定数であると判断される。
  • 定数名の一文字目は、半角の英字、アンダースコア_、ドル記号$のいづれかでなければならない。
  • 定数名の二文字目以降目は、半角の英数字、アンダースコア_、ドル記号$を使える。

特に注意すべき点は3つ。

  • JavaScriptの予約語(「var」「if」「for」「function」など)は、使えない。
  • 同一スコープの関数名や変数名と、同じ名前は使えない。
  • アンダースコア_とドル記号$以外の記号は使えない。
  • 定数名の一文字目に、数字は使えない。

JavaScriptの定数の定義(宣言および代入)については、こちら

有効例

constName1
constName_2
_constName3
$constName4
constName$5
定数6 // Unicodeの文字も使えるので、日本語も定数名に使えないことはないが、私なら使わない。

無効例

const // JavaScriptの予約語は、使えない。
constName-2 // 「-」は使えない。アンダースコアとドル記号以外の記号は使えない。
3constName // 一文字目に、数字は使えない。一文字目は、半角の英字、アンダースコア、ドル記号のいづれかでなければならない。

同一スコープの変数名と、同じ名前は使えない

var sample = "サンプル<br />";
const sample = "サンプル<br />";
document . write( sample );

同一スコープの関数名と、同じ名前は使えない

const sample = "サンプル<br />";
function sample() {
    document . write( sample );
}

サンプル

有効な定数名のサンプル

有効な定数名のサンプルのソースコード

<script type="text/javascript">
const sample1 = "サンプル1<br />";
document . write( sample1 );
const sample_2 = "サンプル2<br />";
document . write( sample_2 );
const _sample3 = "サンプル3<br />";
document . write( _sample3 );
const $sample4 = "サンプル4<br />";
document . write( $sample4 );
const sample$5 = "サンプル5<br />";
document . write( sample$5 );
const サンプル6 = "サンプル6<br />";
document . write( サンプル6 );
</script>

大文字と小文字を区別するサンプル

大文字と小文字を区別するサンプルのソースコード

<script type="text/javascript">
const sample = "小文字のサンプル<br />";
document . write( sample );
const SAMPLE = "大文字のサンプル<br />";
document . write( SAMPLE );
</script>

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カテゴリー: JavaScript, リファレンス, 定数 パーマリンク