Callbacks Object / コールバックオブジェクト

コールバックオブジェクト(Callbacks Object)に関する jQuery API リファレンス。

jQuery におけるコールバックオブジェクト(Callbacks Object)は、複数のコールバック関数を管理できるオブジェクト。複数のコールバック関数の呼び出し、追加、削除、無効化などができる。

jQuery Version 1.7で導入された。

  • callbacks . add( callbacks )

    jQuery API の callbacks.add( callbacks ) は、コールバックオブジェクトにコールバック関数を追加するメソッド。複数のコールバック関数を追加することもできる。

  • callbacks . disable()

    jQuery API の callbacks.disable() は、コールバックオブジェクトを無効にするメソッド。

  • callbacks . disabled()

    jQuery API の callbacks.disabled() は、コールバックオブジェクトが無効かどうかを調べるメソッド。

  • callbacks . empty()

    jQuery API の callbacks.empty() は、コールバックオブジェクトからコールバック関数を全て削除するメソッド。

  • callbacks . fire( arguments )

    jQuery API の callbacks.fire( arguments ) は、コールバックオブジェクトのコールバック関数群を呼び出すメソッド。呼び出す際、複数の値を実引数に指定し、コールバック関数群に引き渡せる。

  • callbacks . fire()

    jQuery API の callbacks.fire() は、コールバックオブジェクトのコールバック関数群を呼び出すメソッド。

  • callbacks . fired()

    jQuery API の callbacks.fired() は、コールバックオブジェクトを一度でも呼び出したかどうかを調べるメソッド。

  • callbacks . fireWith( context )

    jQuery API の callbacks.fireWith( context ) は、コールバックオブジェクトのコールバック関数群を呼び出すメソッド。呼び出す際、コンテキストを指定し、コールバック関数群に引き渡せる。このメソッドの引数に指定するコンテキストは、コールバック関数内において、「this」キーワードで参照する要素のこと。

  • callbacks . fireWith( context[, args] )

    jQuery API の callbacks.fireWith( context[, args] ) は、コールバックオブジェクトのコールバック関数群を呼び出すメソッド。呼び出す際、コンテキストを第1引数に、コールバック関数に渡したい値を格納した配列を第2引数に指定し、コールバック関数群に引き渡せる。このメソッドの引数に指定するコンテキストは、コールバック関数内において、「this」キーワードで参照する要素のこと。

  • callbacks . has( callbacks )

    jQuery API の callbacks.has( callbacks ) は、コールバックオブジェクトに、引数「callbacks」に指定したコールバック関数があるかどうかを調べるメソッド。

  • callbacks . lock()

    jQuery API の callbacks.lock() は、コールバックオブジェクトをロックするメソッド。ロックすると、コールバック関数の追加や呼び出しができなくなる。

  • callbacks . locked()

    jQuery API の callbacks.locked() は、コールバックオブジェクトがロックされているかどうかを調べるメソッド。

  • callbacks . remove( callbacks )

    jQuery API の callbacks.remove( callbacks ) は、コールバックオブジェクトから、「callbacks」に指定したコールバック関数を削除するメソッド。

  • jQuery . Callbacks( 'memory' )

    jQuery API の jQuery.Callbacks( 'memory' ) で生成したコールバックオブジェクトは、add()メソッドでコールバック関数を追加すると、前の値を渡しながら、追加したコールバック関数を呼び出す。

  • jQuery . Callbacks( 'once' )

    jQuery API の jQuery.Callbacks( 'once' ) で生成したコールバックオブジェクトは、一度だけしか呼び出せない。

  • jQuery . Callbacks( 'stopOnFalse' )

    jQuery API の jQuery.Callbacks( 'stopOnFalse' ) で生成したコールバックオブジェクトは、コールバック関数が「false」を返すと呼び出しを中断し、それ以降のコールバック関数を呼び出さない。

  • jQuery . Callbacks( 'unique' )

    jQuery API の jQuery.Callbacks( 'unique' ) で生成したコールバックオブジェクトは、コールバック関数を重複させない。

  • jQuery . Callbacks( flags )

    jQuery API の jQuery.Callbacks( flags ) は、コールバックオブジェクトを生成するメソッド。引数「flags」で複数のコールバック関数の処理を制御できる。

  • jQuery . Callbacks()

    jQuery API の jQuery.Callbacks() は、コールバックオブジェクトを生成するメソッド。コールバックオブジェクトは、複数のコールバック関数を管理できる。

スポンサード リンク