jQuery の animate の動作は、easing に linear と swing などの動作パターンを指定するこで変更することができる。
jQuery にデフォルトで用意されているのは、linear と swing のシンプルな動作パターンだけだが、jQuery Easing Plugin などの jQuery プラグインを導入することで、使える動作パターンを増やすことができる。
animate の動作パターンの指定方法
animate の動作パターンの指定方法は、2種類ある。
animate( properties, [ duration ], [ easing ], [ complete ] )
animate( properties, [duration], [easing], [complete] ) メソッドの場合、3つ目の引数で直接指定。
[ easing ] に入るのは、'linear' か、'swing' の文字列。
例
animate( { width: 'toggle',}, 'slow', 'swing' )
animate( properties, options )
animate( properties, options ) メソッドの場合、animate の2つ目の引数である options 内の easing: 動作パターン で指定。
動作パターンに入るのは、'linear' か、'swing' の文字列。
例
animate( { width: 'toggle',}, { duration: 'slow', easing: 'swing', } )
animate の動作パターンを指定した例
赤いブロック部分を、クリックすると、グレーのブロック部分が、左に動きながら消える。もう一度、赤いブロック部分を、クリックすると、グレーのブロック部分が、右に動きながら出現。動き方( easing )は、それぞれ異なる。
linear
animate( { width: 'toggle',}, { duration: 2000, easing: 'linear', } )
swing
animate( { width: 'toggle',}, { duration: 2000, easing: 'swing', } )