baseObject.targetプロパティ

baseObject.targetは、base要素(ベース要素)のtarget属性の値を取得、もしくは、設定するプロパティ。

target属性には、リンク先ドキュメントの開き方を指定することができる。

構文

取得

var $target = $baseElementReference.target;

戻り値

base要素(ベース要素)のtarget属性の値。

設定

$baseElementReference.target = 開き方;
開き方
リンク先ドキュメントの開き方を指定。
例:
  • _blank:新規ウィンドウ。
  • _self:現在のウィンドウ。現在のフレーム。
  • _parent:親ウィンドウ。親フレーム。
  • _top:ウィンドウ全体。フレームは解除。
  • ウィンドウ名:指定したウィンドウ名のウィンドウ。
  • フレーム名:指定したフレーム名のフレーム。
初期設定値は、_self

サンプル

変更後のbase要素のtarget属性の値:

サンプル

サンプルの動作について

  • 「_self」ボタンをクリックすると、base要素のtarget属性値を「_self」に設定する。「変更後のbase要素のtarget属性の値:」の右横に「_self」と表示する。「サンプル」をクリックすると、現在のウィンドウにリンク先を表示する。
  • 「_blank」ボタンをクリックすると、base要素のtarget属性値を「_blank」に設定する。「変更後のbase要素のtarget属性の値:」の右横に「_blank」と表示する。「サンプル」をクリックすると、新規ウィンドウにリンク先を表示する。

サンプルのソースコード

JavaScript

<script type="text/javascript">
function setTarget( $target ) {
    var $elementReference = document.getElementById( "sample" );
    $elementReference.target = $target;
    var $target = $elementReference.target;
    document.getElementById( "sampleOutput" ).innerHTML = $target;
}
</script>

HTML

<button onclick="setTarget('_self');">_self</button>
<button onclick="setTarget('_blank');">_blank</button>
<p>変更後のbase要素のtarget属性の値:<span id="sampleOutput"></span></p>
<base id="sample" href="http://alphasis.info/" target="_self">
<a href="javascript/dom/baseobject/">サンプル</a>

このサンプルでは、body要素内にbase要素を書いてしまってるが、本来は、head要素内に書く。

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