style.maxHeightプロパティ

style.maxHeightは、要素のスタイル属性のmax-heightプロパティの値を取得、もしくは、設定するプロパティ。

max-heightプロパティは、要素の高さの最大値を指定することができる。

構文

取得

var $maxHeight = $elementReference.style.maxHeight;

戻り値

要素のスタイル属性のmax-heightプロパティの値。

設定

$elementReference.style.maxHeight = "none | length | percentage | inherit";
none | length | percentage | inherit
要素の高さの最大値を指定。
下記の何れかの値を指定する。初期設定値は、「auto」。
  • none:制限しない。
  • length:絶対値。「px」や「pt」などの単位を付けた数値で指定。
  • percentage:「%」や「em」を付けた割合で指定。
  • inherit:親要素の高さの最大値の設定を継承。

サンプル

変更後のmaxHeightプロパティの値:

 サンプルボックス要素

サンプルの動作について

  • 「制限しない」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」の高さの最大値を設定しないので、heightプロパティに指定してある「200px」の高さになる。「変更後のmaxHeightプロパティの値:」の右横に「none」と表示する。
  • 「100px」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」の高さの最大値を「100px」に設定する。heightプロパティに指定してある「200px」よりも最大値の方が小さいので、「100px」の高さになる。「変更後のmaxHeightプロパティの値:」の右横に「100px」と表示する。
  • 「10em」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」の高さの最大値を「10em」に設定する。heightプロパティに指定してある「200px」よりも最大値の方が小さいので、「10em」の高さになる。「変更後のmaxHeightプロパティの値:」の右横に「10em」と表示する。
  • 「継承」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」の高さの最大値の設定を親要素から継承し、「変更後のmaxHeightプロパティの値:」の右横に「inherit」と表示する。

サンプルのソースコード

JavaScript

<script type="text/javascript">
function setMaxHeight( $maxHeight ) {
 var $elementReference = document.getElementById( "sample" );
 $elementReference.style.maxHeight = $maxHeight;
 var $maxHeight = $elementReference.style.maxHeight;
 document.getElementById( "sampleOutput" ).innerHTML = $maxHeight;
}
</script>

HTML

<button onclick="setMaxHeight('none');">制限しない</button>
<button onclick="setMaxHeight('100px');">100px</button>
<button onclick="setMaxHeight('10em');">10em</button>
<button onclick="setMaxHeight('inherit');">継承</button>
<p>変更後のmaxHeightプロパティの値:<span id="sampleOutput"></span></p>
<div id="sample" style="outline: 1px solid red; background-color: yellow; margin: 18px; width: 500px; height: 200px;"> サンプルボックス要素</div>

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カテゴリー: DOM, JavaScript, Styleオブジェクト, プロパティ, リファレンス, 幅、高さ パーマリンク