セレクターで要素を選択し、jQueryオブジェクトを作成したら、このjQueryオブジェクトに対する処理を記述する。
構文
jQuery( セレクター ) . 処理;
もしくは、「jQuery」の部分を、「jQuery」のエイリアス(別名)である「$」に置き換え、
$( セレクター ) . 処理;
とすることもできる。この書き方が一般的だ。
複数の処理を続けて記述することもできる。
引数なしメソッドの場合
jQuery( セレクター ) . メソッド();
$( セレクター ) . メソッド();
引数ありメソッドの場合
jQuery( セレクター ) . メソッド( 引数1, 引数2 );
$( セレクター ) . メソッド( 引数1, 引数2 );
プロパティの場合
jQuery( セレクター ) . プロパティ;
$( セレクター ) . プロパティ;
サンプルコード
引数なしメソッドの場合
jQuery( ‘#id’ )とtext()を使い、id属性で選択した要素内のテキストを取得。
var $text = jQuery( '#sampleId' ) . text();
var $text = $( '#sampleId' ) . text();
上記コードは、id属性が「sampleId」である要素内のテキストを取得し、変数「$text」に代入する。
引数ありメソッドの場合
jQuery( ‘#id’ )とtext( textString )を使い、id属性で選択した要素内のテキストを指定。
jQuery( '#sampleId' ) . text( 'サンプル' );
$( '#sampleId' ) . text( 'サンプル' );
上記コードは、id属性が「sampleId」である要素内のテキストを「サンプル」にする。
プロパティの場合
jQuery( ‘.class’ )とlengthを使い、class属性で選択した要素の数を取得。
var $c = jQuery( '.sampleClass' ) . length;
var $c = $( '.sampleClass' ) . length;
上記コードは、class属性が「sampleClass」である要素の数を取得し、変数「$c」に代入する。