style.outlineStyleプロパティ

style.outlineStyleは、要素のスタイル属性のoutline-styleプロパティの値を取得、もしくは、設定するプロパティ。

outline-styleプロパティは、要素のアウトライン(輪郭線)のスタイルを指定することができる。

構文

取得

var $outlineStyle = $elementReference.style.outlineStyle;

戻り値

要素のスタイル属性のoutline-styleプロパティの値。

設定

$elementReference.style.outlineStyle = "none | hidden | dotted | dashed | solid | double | groove | ridge | inset | outset | inherit";
none | hidden | dotted | dashed | solid | double | groove | ridge | inset | outset | inherit
アウトラインのスタイルを指定。
下記の何れかの方法で指定する。初期設定値は、「none」。
  • none:アウトラインなし。
  • hidden:アウトラインなし。
  • dotted:点線のアウトライン。
  • dashed:破線のアウトライン。
  • solid:実線のアウトライン。
  • double:二重線のアウトライン。
  • groove:溝線のアウトライン。
  • ridge:隆起線のアウトライン。
  • inset:要素全体が窪んでいるように見せるアウトライン。
  • outset:要素全体が隆起しているように見せるアウトライン。
  • inherit:親要素のアウトラインのスタイルを継承。

サンプル

 サンプルボックス要素

変更後のoutline-styleプロパティの値:

サンプルの動作について

  • 「設定(なし)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインをなくし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「none」と表示する。
  • 「設定(点線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを点線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「dotted」と表示する。
  • 「設定(破線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを破線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「dashed」と表示する。
  • 「設定(実線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを実線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「solid」と表示する。
  • 「設定(二重線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを二重線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「double」と表示する。
  • 「設定(溝線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを溝線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「groove」と表示する。
  • 「設定(隆起線)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインを隆起線にし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「ridge」と表示する。
  • 「設定(窪む)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」全体が窪んでいるように見せるアウトラインにし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「inset」と表示する。
  • 「設定(隆起)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」全体が隆起しているように見せるアウトラインにし、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「outset」と表示する。
  • 「設定(継承)」ボタンをクリックすると、「サンプルボックス要素」のアウトラインのスタイルを親要素から継承し、「変更後のoutline-styleプロパティの値:」の右横に「inherit」と表示する。

サンプルのソースコード

JavaScript

<script type="text/javascript">
function setOutlineStyle( $outlineStyle ) {
 var $elementReference = document.getElementById( "sample" );
 $elementReference.style.outlineStyle = $outlineStyle;
 var $outlineStyle = $elementReference.style.outlineStyle;
 document.getElementById( "sampleOutput" ).innerHTML = $outlineStyle;
}
</script>

HTML

<div id="sample" style="outline: 5px solid red; background-color: yellow; margin: 15px; width: 300px; height: 200px;"> サンプルボックス要素</div>
<button onclick="setOutlineStyle('none');">設定(なし)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('dotted');">設定(点線)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('dashed');">設定(破線)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('solid');">設定(実線)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('double');">設定(二重線)</button>
<br />
<button onclick="setOutlineStyle('groove');">設定(溝線)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('ridge');">設定(隆起線)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('inset');">設定(窪む)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('outset');">設定(隆起)</button>
<button onclick="setOutlineStyle('inherit');">設定(継承)</button>
<p>変更後のoutline-styleプロパティの値:<span id="sampleOutput"></span></p>

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カテゴリー: DOM, JavaScript, Styleオブジェクト, アウトライン, プロパティ, リファレンス パーマリンク